バレット・シャルドネ ・アンオークドBalletto Teresa‘s Chardonnay Unoaked

バレット
Balletto

“バランスとエレガンス” バレット・ワイナリーの信念は“アルコール度数低め、天然の酸味が鮮やかで、多様性に富んだ繊細な風味”を持つワインに要約されています。ワインの複雑さを増すために用いられる新樽はあくまで控えめで、強く主張する事はありません。
バレットの自社ブランド用ワインの畑はわずか24ha。収穫したブドウのうち最高品質の10%を選別することで、バレット・ワインは安定した高品質とそのスタイルを維持しています。

セールスコピー

カリフォルニアのアンオークド・シャルドネ(樽熟成なしのシャルドネ)をけん引するワイン。
樽香の影響を受けないピュアなシャルドネのエッセンス、
柑橘フルーツやミネラルのアロマが際立つ力強く快活な口当たり。
※減農薬農法
※酸化防止剤低減
※ヴィーガン対応(認証なし)

栽培・醸造

【ブドウ畑と栽培】
ワイナリーを囲む畑の西端に接する砂質土壌の細長い区画で主に栽培されたシャルドネを使用。毎年、個性的で洗練されたワインを生産するひと続きの区画です。2021年からは、新たにSebastopol Hillsの畑が2つ加わりました。Sexton Valley Vinyardsは有名なSexton Hill Vineyardの真下に位置し、Jacqueline‘s Vinyardはバレット家の長女の名前を冠した畑です。この2つの新しい畑によってワインの品質は新たなレベルまで向上しました。
バレット・ヴィンヤーズはロシアン・リヴァー・ヴァレーの南3分の1の冷涼な地域に位置する自社畑から持続可能な農法で全てのワインを造っています。ロシアン・リヴァーでは数少ない100%自社栽培、自社元詰めのワイナリーで、指定畑から生まれるピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・グリのワインを専門としており、一貫してエレガントでバランスのとれた美味しいワインを生産しています。

【ワイン造りの哲学】
シャルドネを房ごとプレス機に入れ優しく絞った際に得られる果汁は、これまでにない美味しさです。シャルドネの本質をとらえることがバレットの目的です。豊かな芳香を保つために低温でゆっくりと発酵させ、キレの良さを出すためにドライに仕上げます。
繊細さを引き出すために、収穫は早めに行いワインの個性や長所を引き出すにちょうど良いフェノール構造を維持します。ワインの一部をマロラクティック発酵させ、味わいに程よいコクを与え酸味をまろやかにし、ワインに完璧なバランスをもたらしています。

【テクニカル】
ワインのタイプ: ワインの一部をマロラクティック発酵。厳選畑のシャルドネ。
自社栽培&自社元詰め。樽熟成なし。
ブドウ品種: シャルドネ100%
原産地: ロシアン・リヴァー・ヴァレー
ブドウ畑: 標高30～45m、 樹齢6～22年、密植率2770～3500本/ha
土壌: ソノマ特有のゴールドリッジ土壌。
(砂を中心にロームや粘土質が混じり合う非常に柔らかく水はけのよい土壌)
栽培方法:垣根仕立て。減農薬農法。
平均収穫量: 60hl/ha

収穫:2021年9～10月。 手摘み。
ワインメーカー: Anthony Beckman
醸造: ※酸化防止剤(SO2)低減
培養酵母使用、一番搾りのジュースをステンレスタンクで醸造。13℃で50日間の発酵、16℃でマロラクティック発酵(ワインの30%)。ステンレスタンクで5ヶ月間熟成。
安定化、ろ過。
保存:5年後くらいまで
≪データ≫
アルコール:13.1%、pH: 3.35、残糖:0.5 g/l以下、 残SO2:15mg/L
仕様: アルミキャップ、合成コルク
生産量 : 4,360ケース
※ヴィーガン対応(認証なし)

テイスティングコメント

ペール・イエロー。シトラスやミネラルの活気に満ちたアロマ。アップルタルトやスパイスの風味とさわやかな酸味あふれる軽快な味わい。生き生きと活気に満ちあふれる一方バランスがすばらしく、まとまりのある酸が驚くほどコクのある味わいを鮮やかにひき立てています。ほのかなタンニンと軽い塩気が後味を引き締め、長く複雑な余韻が続きます。

相性の良い料理

エビのグリルなど魚介類全般、チキンなど白身肉、スープ、サラダと。