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シャノン・ファミリー・オブ・ワインズ

美しい湖を見下ろす”山のブドウ畑”!ヒツジの群れを利用したサステイナブルなワイン造りの先導者。

【レイク・カウンティAVA /カリフォルニア】
ナパの北、カリフォルニア最大の自然淡水湖クリアレイクの影響を強く受ける生産地。ブドウ畑はコノクティ山周辺に広がっており、石ころだらけの火山性赤色土壌が特徴です。8つの個性的なサブリージョンからカベルネ、シラー、ジンファンデルをメインとした果実味濃厚な赤ワインと、ソーヴィニヨン・ブランのフレッシュで香り高い白ワインが生み出されています。ワイナリー数はわずか15軒ほどの、小さな生産地です。
【シャノン・ワイナリー】
家族経営のワイナリー。標高平均700mの山の上のブドウ畑で、ヒツジの群れを利用したオーヴィス・システムで環境に配慮した栽培を行っています。サステイナブルなワイン造りの先導者として、2021年夏、第7回カリフォルニア・グリーン・メダルを受賞!

【歴史】
オーナーのクレイ・シャノンはソノマ郡ヒールズバーグの農場で育ちました。 セント・ヘレナのブドウ畑のマネージャーとしてキャリアをスタート、カリフォルニアのワイン産地を転々としてブドウ栽培管理の腕を磨きました。その後、ブドウ栽培管理会社を立ち上げ、北カリフォルニアのトップ・ワイナリーや果物生産会社のためにブドウを栽培していました。
1995年、ナパの銘醸ブドウ畑の北56km、レイク郡のクリアレイクを見下ろす丘に広大な理想郷を見つけたクレイは、ただちにブドウ畑の開発に着手しました。
彼のビジョンは単純明快、「世界一のブドウを、家族が幸せに暮らせるような方法で育てること」でした。

涼しい気候、豊かな生態系の中で32haからスタートした
自社畑は、今や400haに。 全て販売されていたブドウも、現在では収穫の半分がシャノンの名を冠したワインの生産に使用され、残りはナパ、ソノマの有名ワイナリーに販売されています。
一方、クレイが設立したブドウ園管理会社は、サクラメント・ヴァレーで800ha、レイク・カウンティで240ha、ナパ・ヴァレーで160 haのブドウ畑の栽培管理をしています。

【ホーム・ランチ ~本拠地の牧場】
標高640〜730ⅿの山の尾根に広がる人の手が入ったことのない土地は火山性土壌で、クリアレイクの湖とすぐ北にそびえるの高い山の頂きから常に吹き降ろす風により冷涼な気候です。
驚嘆すべき自然の美にも恵まれ、南にはコノクティ山に守られるようにクリアレイクが紺碧の面を覗かせ、 北には雪を戴いた山々がそびえ立っています。この地は「ホーム・ランチ」と呼ばれています。
荒々しい野生の風景も残されており、カモ、ガチョウ、シカ、アライグマ、ウズラ、イヌワシ、ハクトウワシ、シチメンチョウ、シマリス、ボブキャット(オオヤマネコ)など野生動物の姿が日常的に見られ、クマ、ピューマやワピチにもよくお目にかかります。
シャノン・ファミリーは、共生している野生動物の生活の場を守ることにも情熱を注いでいます。

【哲学】
シャノンでは、母なる自然と調和した暮らしが営まれています。ヒツジの群れを利用して、風味豊かで上質な“山育ちのブドウ”を育てています。ブドウ畑は羊を育み、羊はブドウの樹を育みます。仔羊は人々の糧となり、人々はワインを飲み、ウールで衣服をつくります。“持続可能性”はリップサービスではなく、シャノン・ファミリーの生活のスタイルそのものなのです。
毎日楽しめる価格帯にもこだわり、コストパフォーマンスで右に出るものはないと自負しています。

【オーヴィス・サイクル】
Ovis=ラテン語でヒツジ。ヒツジの放牧による循環型の永続的サステイナブル農法。ヒツジを利用して、上質なオーガニック・ブドウを極めてリーズナブルに栽培しています。(※2021年秋に、オーガニック認証取得予定)

【オーヴィス・サイクルのメリット】
・芝刈り機、トラクター、刈払機の使用を削減
シャノン・リッジでは、羊が芝刈り機の必要性を500%減らしました。ガス式の刈払機の活躍の場もほとんどなくなりました。これは農業システムにおいて化石燃料の使用を大幅に縮小したことを意味しています。
・除草剤の使用量の削減
羊は除草剤の使用も大幅に減らしました。しかも必要な時にピンポイントでの除草が可能になりました。
・スタッフの生産性の向上
羊はブドウの木から不要な葉や枝を取り除く役割を果たします。そのため貴重なスタッフの手間を省くことにつながります。
・山火事の予防と保護
羊は、山火事を引き起こす可能性のある被覆作物、乾いた草、葉などを食べるため、敷地内の防火に役立っています。
・土地の浸食防止と回復
丘のてっぺんの土地は長い間、風によって浸食されてきました。しかし羊の寝場所として好まれるため、自然の施肥(糞)により生産的な草地へと回復しています。

【環境を守る取り組み】
2021年の夏、シャノン・ファミリー・オブ・ワインズは、第7回カリフォルニア・グリーン・メダル環境賞を受賞しました。
持続可能な慣行を実施することによる最大の環境利益を通じて環境への責任を最も果たしているブドウ園またはワイナリーに与えられる名誉ある賞です。
ワイナリーは、オーヴィス・プロジェクトによるサステイナビリティの取り組みを通じて、より良い方法を模索し続けています。

主軸となる“オーヴィス・プロジェクト”は、レイク州に所有する400ha超の山岳ブドウ畑を、完全に持続可能な再生オーガニック栽培システムに転換することを目指しています。 昨今の気候変動の影響に応じたブドウ栽培とワイン造りを、じっくり再考する必要があるからです。
その取り組みは、パーマカルチャー※と脱炭素の実践、エネルギー利用の効率化などを組み合わせた、全体的かつダイナミックなものです。
※パーマカルチャーpermacultureとは
パーマネント(永続性)、アグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)の3語を組み合わせた造語。持続的な農業と文化を基盤とする、人と自然が共に豊かになる暮らしのスタイル。

シャノン・ファミリーは地球環境及び急速に減少する資源の扱い方を改善するためのサステイナブルな取り組みにおいて、新しい方法を開拓し、ワイン業界の指標となるべく努力を続けています。ブドウ畑のみならず所有地一帯で、羊、鶏、牛などの家畜の力を借り、完全に持続可能な再生オーガニック農業システムを実践しています。
不耕起栽培などの脱炭素農法の採用、地被植物コントロール、雑草防除、燃料削減、土壌施肥のための家畜利用。
またフクロウやコウモリ、益虫をブドウ畑に導入し、コンポスト・ティー(堆肥から細菌、真菌、原虫および線虫を抽出することによって生成される液体)など天然&自家製の病害虫忌避剤を使用することで、農業システムのバランスをとるよう努めています。
そしてこうしたデータの収集と分析に取り組み、成功と失敗両方の例をワイン業界に報告、共有しています。

【環境認証】
カリフォルニア・グリーン・メダル環境賞の他、カリフォルニア・サステイナブル・ワイングローイング( California Sustainable Winegrowing)、フィッシュ・フレンドリー・ファーミング(Fish Friendly Farming)、ローダイ・ルール(Lodi Rules)などの認定を受けています。
また公的認定は受けていませんが、全商品ヴィーガン対応です。
『シャノンのワイン造りは100%サステイナブル認定されており、2021年の収穫を終える頃には、米国最大級のオーガニック認定山岳ブドウ園となるでしょう』
オーナーの言葉通り、2021年秋には、有機認証を取得する予定です。

【地域社会への貢献】
シャノン・ファミリー・オブ・ワインズは、レイク州最大の雇用主の1つとして地元に貢献し、ホームレス向けシェルター建設に尽力、地元の慈善団体への寄付や学生の奨学金のために毎年チャリティ・ワイン・オークションを開催し、地元のファーマーズ・マーケットにも参加して、持続可能な農業の地域住民への普及を図っています。

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