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ドメーヌ・ウルスト

先代アルマン・ウルスト氏は自身のドメーヌと栽培家である兄ベルナール氏の畑を再び統合するために、
投資家マーク・リナルディ氏に購入を依頼、2017年にサミュエル・トットリ氏が総責任者となり、ワイナリー名もドメーヌ・ウルストに変更して再スタート。食事に寄り添うスタイルのワインを追求しています。

17世紀からトゥルクハイム村に住む長い歴史を持つウルスト家は1926年にBRANDブラントの畑を購入し、ワイン造りをはじめ、1989年に弟のアルマンと兄のベルナールが畑を相続されました。アルマンはワイン造りを続け1991年に現在のワイナリーを建設しドメーヌ・アルマン・ウルストをはじめる一方、ベルナールは農協へブドウを販売。2016年に後継者に悩んだアルマンは、投資家マーク・リナルディ氏に畑とワイナリーを譲り、兄ベルナールの畑も同時に購入。バラバラであったウルスト家の畑は再び統合され、2017年にソムリエの経験を経て醸造家になったサミュエル・トットリ氏が総責任者となり、ワイナリー名もドメーヌ・ウルストに変更して再スタート、2019年ヴィンテージよりデメテール認証を取得します。
アルマン氏も相談役として健在です。

テロワール
全体の栽培面積は12ha、その内コルマールから程近いグラン・クリュ BRANDブラント (アルザス語で“燃える大地” を意味) が7haです。両雲母花崗岩からなる酸性土壌で水捌けが良く、標高は最大で380m。ウルストは南東から南向きの斜面の区画を主に所有しています。マンステール谷の風の影響で自然にブドウが凝縮される事、アルザスでも少ない降水量は年間500mm前後などの好条件は果実味豊かで直線的な酸を有するエレガントなワインが造られます。その他にリューディ Bolandボロンド(粘土石灰質土壌)とリューディ Herrenweg エーレンヴェグ(シルト土壌)も所有していて、それぞれのテロワールにあったブドウを栽培しています。
グラン・クリュ Brandブラントは、多くの有名生産者がこの畑を所有しています。(ジョスメイヤー、ズイントフンブレヒト、アルベールボクスレ、トリンバックetc…)
*地図の黄色い部分はドメーヌの所有畑です。

醸造
白は全房で搾機(プヌマティックプレス)優しく7時間葡萄を絞る。グランクリュは10時間、ヴァンダンジュタルディブは12時間。上積み果汁を発酵槽に移し自然酵母にて発酵。そのまま、約8ヵ月~10ヵ月間大樽で熟成、オリ引きはしない。乳酸発酵は100%行い、粗いフィルターをかけたのち瓶詰を行います。
赤、ロゼは100%全房のまま発酵槽に入れ、マセラッション・カルボニック。その後、全量の約25%をセニエで抜いた果汁をロゼワインとし、残ったマストは6週間のマセレーションを行います。ピジャージュ、ルモンタージュ行わずに発酵終了後、プヌマティックプレスにて約5時間かけ圧搾、フードルにて熟成。オリ引き後、ノンフィルターにて瓶詰。
ソムリエであったサミュエル・トットリは伝統のウルスト家のスタイルは残しつつ、現代的な手法も織り交ぜてワインを生産。お食事に寄り添いやすいワインメイキングを心がけている。亜硫酸の添加を少量に留め、酸化的にワインを仕込む事により、香りも穏やかになり、また抜栓してからも長い時間楽しむ事ができます。

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画像・POP等

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