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トルシャード・ヴィンヤーズ

ナパ・バレーで最も涼しい地区カーネロスのパイオニア。栽培、醸造、瓶詰まで全て自社製のトルシャード・ワインはホワイトハウスでも供された実力派。

【ワイナリー紹介】
トルシャード・ヴィンヤーズは、ナパ・バレーの冷涼なカーネロス地区にある小さな家族経営のワイナリーです。オーナーのトニー&ジョー・アン・トルシャード夫妻は独特のテロワールに愛情と努力を惜しみなく注ぎ、一からのスタートで素晴らしい畑を作り上げ、その後40年もの間、上質なブドウを提供するカーネロス地区の栽培農家のパイオニアとなりました。
1989年には自社ワイナリーを築き、自社ブドウのみを使用したワイン造りをスタートさせました。
一方、今でも生産量の約70%は、誰もが知るナパの有名ワイナリー(※後述)に販売しています。残り30%の最良のブドウから造られるトルシャード・ワインは、“本物の上質さ”を知っている舌の肥えた顧客によってすぐ完売になってしまいます。

●トルシャードがブドウを販売する主な著名ワイナリー
Frog’s Leap、Far Niente、Nickel&Nickel、Shafer、Starmont Winery、Merryvale Winery
Robert Mondavi、Honig Winery 等
Frog’s Leap=シャルドネ(100%)、メルロー、ジンファンデル、Robert Mondavi=ナパAVAシリーズ、Nickel&Nickel=シングル・ヴィンヤード(栽培者トルシャードの名を明記)、
入手困難なカルト・ワインCarter Cellars(VT2013年ト・カロンでPP100獲得)の顧客向けのシングル・ヴィンヤード・メルロー(VT2001年~2010年。栽培者トルシャードの名を明記)
(※実はカーネロスはメルローの隠れた銘譲地としても知られ、クロ・デュ・バルやシェイファーもメルローの畑を所有している。)

1973年以来、トルシャードは162haまで所有地を拡張し、そのうち113haにブドウが植えられています。現在はシャルドネ、ルーサンヌ、ピノ・ノワール、シラー、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、テンプラニーリョ、マルベック、プティ・ヴェルドといったブドウを栽培し、ナパ・バレーでも屈指のバラエティを誇るワイナリーの一つに数えられています。

【認証】
NAPA GREEN/ナパ・グリーン認証
ブドウ栽培団体、ワイン生産者団体、環境団体、ナパ郡当局等、20以上の組織が運営する、環境保護認証プログラム。トルシャードは「WINERY」、「LAND」両方のカテゴリーで認証されている数少ない優良生産者です。

【ファミリー・スタッフ紹介】
トニー&ジョー・アン・トルシャード夫妻は生まれも育ちもテキサス州。トニーは医師、ジョー・アンは教師という異色の経歴の持ち主です。軍医としてカリフォルニアに赴任したトニーはナパ・バレーに魅了され、20年以上かけて160haもの畑を購入。ネバダの無医村で開業医としての使命を果たす一方、週末は車で3時間半かけてシェラ山脈を越えカリフォルニアに通い、トレーラーでキャンプ生活をしながらブドウ栽培に精を出すという超人的な2重生活を長年続けてきました。

アントニー・トルシャード・ジュニア (総支配人)
現在、ワイナリーの指揮を執るのは夫妻の息子、アントニー・トルシャード・ジュニア。国内外のセールスをメインに、栽培チームと醸造チームとの強い連携を維持し、新しいアイデアを産みだすなどその手腕を大いに発揮しています。子供のころからブドウ畑やワイナリーを遊び場にして育ったアントニーはワイン造りの全てを学び、舌に磨きをかけていったのです。彼もまた両親同様、法律家という異色の経歴を持っています。

サル・デ・イアンニ(醸造責任者)
もともと化学を学んでいたサルはカリフォルニア大学デイビス校で醸造学の修士課程を終えワイン造りへの情熱と化学の基礎知識を武器に、トルシャードに入社しました。
数年後、カーネロス地区の特殊なテロワールについてすっかり習熟、テロワールを表現豊かに映し出すワインを生産できるようになりました。彼の鋭い感覚とブドウ畑やセラーについての深い知識が、トルシャード・ワインの上質さを支えているのです。“比類なきワイン”を目指し、サルはトルシャード・ファミリーと緊密な絆を築き、腕を磨き続けています。

リンダ・カー(ワイナリー・チーム)
リンダは事務管理、広報を一手に引き受け、その温かな人柄と献身でワイナリーの潤滑油のような役割を果たしています。

≪以下、詳細情報≫

【トルシャードの歴史】
トルシャード・ヴィンヤードの歴史は、1世紀ほど前に遡ります。1887年、ジャン・マリー・トルシャール(Truchardの仏語読み)は兄のアントニー・マリー・トルシャール神父とともに、フランス・リヨン近郊から移住してきました。当時、ヨーロッパではフィロキセラによってブドウ畑が荒廃していたので、兄弟が祖国フランスを後にしたのはそのせいかもしれません。兄弟はテキサスで200haのブドウ畑を買い取り、ワイナリーを設立。フィロキセラの教訓から、北アフリカ原産のエルブモンHerbemontという病気抵抗力の高いブドウを植えました。テキサスは当時ブドウ栽培で名を轟かせており、兄弟も力を尽くしたのですが、禁酒法やテキサスを襲った熱波で打撃を受け廃業、ブドウ畑は牧場へと姿を変えました。(当時ワイナリーにあった古い納屋は、今もトルシャードのシンボルとなっています。)
しかし兄弟の“不屈の農民魂”はしっかりと子孫に受け継がれていました。広い牧場で育ったジャン・マリーの孫アントニーは伝統的な土地の開墾方法を体得。その後、医科学校に進んだトニーの中にワイン造りの情熱はくすぶり続けていたのです。
家族を伴い軍医としてカリフォルニアに赴任したトニーは、ナパ・バレーにすっかり魅了されました。そしてテキサスで開業医として働く傍ら、ナパ最南部カーネロス地区の打ち捨てられたプルーン果樹園を、貯金をはたいて購入します。(“カーネロス”とは、スペイン語で羊または仔羊の意。大きな羊牧場に因んで名づけられた。)この8haあまりの土地は南西向きでブドウ栽培に最適に見え、近隣のブドウ畑からほんの6キロしか離れていなかったので、トニーは、なぜ今まで誰もブドウを植えようとしなかったのか不思議に思いました。ここに大きな困難が隠されていたのです!
カーネロスの地はブドウを完熟させるには気候が涼しすぎると考えられていたのに加え、丘陵の浅い粘土質土壌は地下水をほとんど溜め込むことができず、湾に近接しているために塩気を帯びた地下水が流れているところもあったのです。当時(1960~70年代)は、潅漑は地下水に頼ってきたので、カーネロス地区はブドウ畑に向かないと誰もが信じていたのでした。
しかしトニーは落胆などしませんでした。土壌保護運動に名を連ね、栽培計画を練り、粘土の土壌を逆手にとって雨水の貯水池を造り、ブドウ栽培に用いることにしたのです。この方法は、図らずもカリフォルニアにおけるドリップ式灌漑の先駆けとなりました。(砂漠農法から生まれたドリップ式灌漑はイスラエルで行われていました。)
水の問題が解決してみると、カーネロスの多様性に富んだ土壌や涼しい気候は並みはずれた品質のブドウを産みだすことが明らかになりました。最初に手に入れた8haの畑に、トニーはシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、リースリングの植え付けをしたのです。
粘り強い取り組みにより、トニーは程なくカーネロスのパイオニアの1人に数えられるようになりました。 そして驚くべきことに平日はネバダ州で医師の仕事をこなし、週末の夕方にジョー・アンと6人の子供たちを愛車に詰め込み、3時間半かけてシェラ山脈を越えナパへ通っていたのです。土日、一家8人はトレーラー内でキャンプ生活し、トニーと息子のジョン、アントニー・ジュニアはブドウ栽培に専念、そして日曜の夜にまたネバダ州に戻っていくという生活でした。そして創始者ジャン・マリーと逆の決断をしたトニーは、買い取った牧草地をどんどんブドウ畑に変えていきました。1973年、トルシャードは162haまで所有地を拡張し、そのうち113haにブドウが植えられています。(80%は持続可能な農法、20%は現行農法の畑となっています。)
トニーはブドウ栽培を始めて15年の間は、ブドウを主要なワイナリーに販売していました。トルシャードのブランド名でワインを造り始めたのは1998年のことです。この年、生産拡大に合わせて、1000㎡以上の大きなカーヴとワイナリー施設が建設されました。
現在、トルシャードではシャルドネ、ルーサンヌ、ピノ・ノワール、シラー、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、テンプラニーリョ、マルベック、プティ・ヴェルドを栽培しています。

【畑の気候と景観】
トルシャードのブドウ畑は、カーネロスの温暖な気候と涼しい霧、緩やかな起伏のある丘陵地、急峻な峡谷、数多くの谷というユニークな地勢の恩恵を受けています。
更に、粘土、頁岩、砂岩、溶岩岩、および火山性の灰を含む多様な土壌に恵まれています。そのためブドウ種別ごとに最も適した条件の畑を選び、人の手の介入を最小限に抑えて栽培が可能なのです。
約162haの隣接した畑により構成される地所は、およそ縦3.2km横0.8km。カーネロス地域の最北東、マヤカマ山脈とヴィーダー山の麓に位置しています。
この土地は温暖な気候で、沖積土のため排水が良く、畑のほとんどは南もしくは西向きで午後の陽射しをたっぷりと浴びています。シラー、ルーサンヌ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランといった品種が完熟するために最高の条件が揃っているのです。一方、涼しい気候を好むシャルドネやピノ・ノワールは、朝日は良く当たるが午後の強烈な熱射は遮られる東向きの斜面に植えられています。
緩やかな丘陵に添った畑には無数の土壌が存在しています。そして畑の北東部を走る断層によって、カーネロス本来の粘土質土壌の南側の畑と、マヤカマ山側の火山性土壌とに、くっきりと分けられています。粘土質畑ではピノ・ノワールやシャルドネ、メルローに、火山性土壌はシラー、ジンファンデル、ルーサンヌに最適であることが経験により明らかになっています。
畑の区画は非常に細かく分けられ、どの品種をどこに植えるかは、標高や土壌種類によって非常に慎重に考慮、決定されています。その結果、大規模な栽培計画による他のブドウ園に比べると、モザイクやパッチワークのように小さな区画が散らばり、一見無秩序に見えます。しかしこれは決して失敗ではなく、様々な品種、クローン(枝木)、ルートストック(台木)が、綿密な計画と考慮の上で植えられた結果なのです。
ブドウの樹の列は基本的に南北に伸びています。そのため全ての樹にたっぷりと陽が当り、果実の露出具合を剪定によって管理しやすくなっています。 この配置にはもう一つ利点があり、湾から北上する有名なカーネロスの午後の風が果樹の間に万遍なく吹き渡るため、カビおよび他の病気を防止することができます。

カーネロスの独特な気候やバラエティに富んだ土壌が、トルシャードの“テロワールの個性を物語るバラエティ豊かな高級ワイン”を生み出しているのです。

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