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レ・コンテッセ

氷温貯蔵のジュースを受注の都度、発酵。一元発酵が生み出す究極のフレッシュさ!

≪伝統的栽培法&革新的醸造法 こだわりのワイナリー≫
プロセッコの本拠地トレヴィーゾにあるファミリー・ワイナリー。
一つの密閉式圧力タンク内で〘ジュースを氷温保存→受注の都度、1次発酵→糖分&酵母を添加して2次発酵→熟成〙まで全て行う“一元発酵”という革新技術をプロセッコ生産に導入した草分け。
一方、栽培方法は地元伝統の垣根様式シルヴォーを採用し、全て手摘みというこだわりを見せています。

【世界遺産に登録された美しいテロワール】
ヴェネト州トレヴィーゾの郊外にあるワイナリー。周辺数千haに及ぶ17世紀から続くブドウ畑を中心とする急峻な丘陵地のパッチワークのような景観は、チリオーニ(ciglioni)と呼ばれる狭く小さな棚段のブドウ畑と背景に広がる森や集落によって形成され、「コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ丘陵群」として2019年、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
そして19世紀に開発されたベッルッセラ(Bellussera)という菱形の仕立て方法が、景観の美しさに大きく貢献しています。

【ワイナリーについて】
オーナーはロリス・ボノット。1976年、妻と共にトレヴィーゾの郊外、ピアーヴェ川流域にワイナリーを設立しました。ブドウ畑はかつてヴェネツィアのティエポロ伯爵夫人(コンテッセ)の所有地だったので、ワイナリーを「レ・コンテッセ」と名付けました。
夫妻はまず、地元の伝統を伝える”ベッルッセラ仕立て”で最初のプロセッコを植えました。畑の拡大とともに、同じく地元で開発されたシルヴォーという棚仕立てを導入。しかし機械に頼らず、収穫は手摘みにこだわっています。
丁寧に摘み取ったブドウのナチュラルな香りと味をワインに移しとり維持するため、そして清潔さや衛生へのこだわりからステンレスタンクを使用。”一元発酵”という特殊なシャルマ製法で、上質なスパークリングワインを造っています。現在は長男ダビデと妻のフランチェスカがその信念を受け継ぎ、ワイナリーを切り盛りしています。

【伝統的な栽培方法】
歴史的なベッルッセラ(主にオーガニックの畑。所有畑の30%)及びシルヴォー(残り70%)といったユニークな地元特有の棚仕立て栽培を採用。アグリの取り扱いアイテムは全てシルヴォー様式。収穫は全て手摘み。

≪ベッルッセラ仕立て≫
頭上高く、左右にトンネルのように枝を張らせるイタリア北東部の伝統的な仕立て法。ブドウへの日照や風通しが良くなるため病害虫の被害が少なく、農薬などの使用も抑えられるため、環境にやさしい農法として再評価されています。まさにオーガニック栽培向きの栽培方法。
上空から見ると整然とした菱形格子状の模様を描き、世界遺産に認定された美しい景観に一役買っています。
1800年代後半に発明されて以来、広く普及していましたが、ブドウの手入れや収穫がすべて手作業となってしまうため手間と費用が掛かり維持するのが困難という事情もあり、プロセッコの大量生産時代を迎え栽培の機械化が進んだのと同時に、衰退の一途を辿っていました。
しかしプロセッコの品質向上と伝統回帰の動きにより、地域の伝統を伝えるベッルッセラは再び脚光を浴びています。

≪シルヴォー仕立て≫
地元コネリアーノ出身のワインメーカー、カルロ・シルヴォーが開発した、垣根仕立てのバリエーション。支柱に加えて1.6m~と高い位置に針金を張り、新梢を支える方法。片方の枝(5~8芽の長梢)を残して下向きに引っ張ってワイヤーに取り付け。(上向きに引っ張るコルドン方式と逆。)樹間を広く取るため通気性と日当たりが良くなり、剪定や収穫の機械化ができワインの栽培コストを下げることができます。寒冷地の、元気の良いブドウ向きの栽培方法。
アグリで取り扱っているラインアップは、全てシルヴォー仕立て。通常は機械摘みが多いのですが、レ・コンテッセでは品質へのこだわりから手摘みを行っています。

≪オーガニック栽培について≫ …
8つの村にまたがる200ha以上の所有畑のうち70ha以上がオーガニックICEA認定畑。
現在、アグリの取扱いワインはオーガニックではありませんが、将来的には全てのブドウ畑をオーガニックにする予定です。ただし畑が色々な地域に点在しているため、すぐに実現するのは困難な状況です。

【特殊&革新的な醸造方法】
ブドウを軽く圧搾後、ジュースを0℃に調整した密閉式タンク内で保存し、未発酵状態をキープ。オーダーが入るごとに一次&二次発酵を行い、繊細な泡立ちを得るため一定期間熟成させてから瓶詰め、出荷。ブドウそのもののフレッシュなアロマとフルーティーな風味を損なうことなくワインに移し取り、保存剤(SO2)の使用量も抑えられる最新のテクノロジーです。
(プレスされたジュースをすぐにアルコール発酵させベースワインとしてタンクで保存、その後密閉式タンクに移し2次発酵の後、瓶詰めという一般的な製法に対し、オーダーを受けてから氷温貯蔵しておいたジュースを発酵させるので、タイミングの違いが大きなポイント。)
一つの密閉式圧力タンク内でジュースを氷温保存→受注の都度、1次発酵→糖分&酵母を添加して2次発酵→熟成〙という作業をすべて行うため、“一元発酵”と呼ばれるシャルマ方式のバリエーションで、元々はモスカート・ダスティのために編み出された製法です。
一元発酵をさせる理由 = フレッシュさを何より重視→ボトルでの長期保存を避けるため。
非常に電気代がかかる贅沢な製法で、ほとんどの場合高級レンジのプロセッコ生産にのみ限られ、レ・コンテッセのようにお手頃なレンジにまでこの製法を採用しているメーカーはほとんどありません。

【世界的に有名なワイナリー】
高い品質とお手頃な価格により、レ・コンテッセのワインはヨーロッパ全土はおろか中国、ロシア、ブラジル、アメリカ、オーストラリア、日本の世界的に有名なレストランでサービスされており、イタリアで最も重要なワイナリーの一つに名を連ねています。


※詳細情報は、添付ファイルLe Contesse HP2021をご参照ください。

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