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シャトー・スオウ

巨匠ミッシェル・ロランの指導の下、オーガニック栽培に取り組む英国で人気の高いプティ・シャトー。

ガロンヌ川とドルドーニュ川の狭間の中洲の先端部、ボルドー最南端のACカディヤックにあるシャトー。
2008年には、オーガニック農法への転換を開始。2014年ヴィンテージ以来、すべてのワインはエコセール認証を受けています。
白ワインはヴィーガン対応。

【ロケーション】
ガロンヌ川とドルドーニュ川の狭間の中洲の先端部、ボルドー最南端のACカディヤック。ワイン造りの歴史はジュリアス・シーザーの時代まで遡ります。ACカディヤックには39の村があり、石、砂、粘土、砂利、石灰岩土壌、急峻で岩の多い地形を特徴としています。シャトー・スオウは、標高100メートルのこのエリアで最も標高の高い地点にあります。
【歴史】
狩猟のためのロッジから改築された美しいシャトーはカピアン村にあります。17世紀、有力貴族であったスオウ一族が所有していましたが、長い歴史の中で所有者は次々入れ替わりました。19世紀よりワインの生産が開始され、66haのブドウ園がシャトーを取り囲んでいます。1986年より現オーナーのモニク・ボネのファミリーの所有となり、オーガニックに本格移行したシャトーは、2014年ワイナリーの株主だったバッカス・インベストメントと合併。現在、アルゼンチン、ウルグアイ、カリフォルニア、トスカーナのワイナリーから成るグループの一員として発展を続けています。

【ブドウ畑】
丘の頂上にある南南東向きのブドウ畑は、恵まれた日照、抜群の排水の良さを誇り、森林と生垣に囲まれた畑は豊かな生態系を誇る自然の恩恵を受けています。
高品質ワインを得るために高密度でブドウが植えられています。
白品種=1haあたり5,000本
赤品種=1haあたり7,000本

【オーガニック農法】
2008年よりスオウでは有機栽培を導入しました。農薬を一切使わずにワインを生産することを目指し、3つの目標を掲げています。
・従業員の健康維持
・野生の動植物の保護
・土壌改善

【オーガニックの取り組み】
フランスでオーガニック認証を取得するには、少なくとも3年以上オーガニック栽培を続ける必要があります。そしてオーガニックワイン生産者には多くのやるべきことがあります。

オーガニック栽培では、化学物質を排除し天然成分のミネラルのみを使用します。銅や硫黄などの製品は植物に「浸透」することなく表面に付着します。 しかし問題は、溶けて流れやすいことです。ちょっと雨が強く降ると再び散布し直さなければならず、天候不良の際は頻繁に畑を見回らなくてはなりません。また天然物とはいえ、使用量にも厳格な基準があります。(特に銅)。
有機ブドウ畑も時々耕さなければなりません。ブドウの列の間で馬が鋤を引く姿は、よく見られる光景です。トラクターではなく馬を使用する利点は、土壌を押し固めなくて済むことと、燃料使用量の削減です。

2012年以降、醸造にもオーガニックワイン規定が適用されるようになりました。そしてテロワールが与えてくれる独自の味わいを追求するために、ブドウに付着した天然の土着酵母を使用する醸造家が増えました。

シャプタリゼーション(補糖)も控える傾向になってきています。オーガニックワイン生産者は、アルコールの強いリッチなワインよりも、テロワールそのものを写し取ったような精妙な味わい=フィネスに満ちたワインを目指しているからです。

SO2(二酸化硫黄)の使用ももちろん厳密に規制されており、多くは規定量よりさらに少ない数値に抑えられています。SO2はワインのピュアな味わいを損ねる可能性があるからです。大地を守りつつ高品質なワインを生産するという高い目標を掲げた以上、リスクも冒さねばならないのです。

【ワイン造りの工程】

ステップ1: 収穫
ヴィンテージ毎に成熟が最高に達するポイントを見逃さないことが大切で、ワインチームとコンサルタントとの緊密な協力が不可欠。ほとんどの畑は機械摘み。ブドウの完璧な状態を維持するためボード選別機能のついた収穫機を使用。成熟の最高のタイミングを逃さないため、また理想的なコンディションで収穫するため(例えば、白やロゼワイン用ブドウは夜間や早朝の涼しい時間帯に収穫される。)、自社で収穫機を保有。ブドウ畑はシャトーをぐるりと取り囲んでいるため、収穫からワイン醸造開始までかかる時間は非常に短く、摘み取られたブドウはすぐにワイナリーで処理される。

ステップ2: 醸造
糖をアルコールに変える発酵作業において、スオウでは糖度、温度、微生物の生存率を常に管理し、ブドウの可能性を最大限に引き出そうと努力している。
マセラシオン: 果皮浸漬により、豊かさ、個性、アロマとフレーバーを構成する品質をワインに吸収させる。最高のブドウのみを厳選しその特性を選び抜いてワインに表現するこの工程は、醸造家の腕の見せどころである。
シャトー・スオウでは恵まれた設備により、畑の区画ごとに適した醸造法の選択(発酵温度制御、品種に応じたマセラシオン技術や醸造温度制御)により、ブドウの真の魅力を引き出している。圧搾で終了となるこのプロセス。コンサルタントのサポートと、ワインの様々な個性を引出し際立たせる醸造チームの能力こそがスオウのワイン造りの鍵である。乳酸発酵も細心の注意を払いながら行われ、酸化からワインを守るため万全の衛生対策がとられている。

ステップ3: 熟成
発酵を終え安定化されたワインは熟成によって更に進化する。熟成はワインを「落ち着かせ」、時に厳しすぎるタンニンを和らげる。シャトー・スオウでは複雑さを追求するため熟成を最重視している。以下の3つは不可欠条件である。
・各タンクをじっくりと検分し、適切な熟成を行う。(例えば、樹齢30年のカベルネと若木のメルローを同じ方法で熟成させることはありえない。)
・各ロットを最適化; 新樽、古樽、ステンレスタンクをワインによって使い分ける。
・ブレンド; 最後に各キュヴェをブレンド、最高のスオウ・スタイルを表現するワインに仕上げる。

ステップ4: 瓶詰め
醸造工程終了後、瓶詰めの段階に入る。年に1度の大事な瓶詰めの際、最高のサービスを提供してくれる専門家の立ちあいをお願いしている。瓶詰めも醸造と同様シャトーのセラーでのみ行われ、ワインはセラーに保管される。 貯蔵エリアは隔離されており、ワインの熟成に最適な条件を整えるため温度管理されている。

【ワインチーム】

モニク・ボネ(オーナー)Monique Bonnet
栄養学を修め、乗馬が趣味で、来日時はカラオケでクイーンの歌を熱唱する明るくフレンドリーな女性、モニク。父ミッシェルの手ほどきを受け25歳でシャトーの経営管理を任され、ブドウ栽培、ワイン製造、販売という3つの分野のノウハウを精力的に学びとってきました。
「スオウ・ワインの品質を絶えず向上させるためブドウ畑と醸造施設の両方に定期的な投資を行い、最高の状態を保ってきました。その甲斐あって、多くの国でスオウ・ワインを流通させカディヤックの魅力を世界に知らしめることができました。これまでの歩みに非常に満足しています。」

エリック・シャボー(栽培責任者) Eric Chabot
栽培農家の息子として生まれ、ボルドーで栽培醸造を学び、メドックで伝統的醸造法の経験を積み、シャトー・モンローズ1990(ロバート・パーカーが100点満点の評価をしたワイン)の醸造にも関わりました。その後、サンテミリオンで経験を積み、 1999年、スオウ・チームに加わり、動植物に優しい栽培法を確立することができたのです。そして2008年、モニクの方針によりスオウはオーガニック農法へと舵を切りました。
トラクターの運転や出荷作業も易々とこなすエリックは、チームの良好な関係とスオウ・ワインの品質の鍵を握るキー・マンです。
「オーガニック農法への転換という課題は、チーム全体にとって素晴らしい目標となりました。オーガニック栽培を採用することはまさに今、時宜にかなっています。」

フランク・ノギエ(醸造責任者) Franck Noguiez
「スオウの目標は、当社の努力、専門知識、イニシアチブを結集させた独自の個性を持つワインを生産し、消費者とスオウのビジョンを分かち合うことです。」
フランクは20年以上のワイン製造の経験を持つボルドー大学のワイン醸造学者であり、サンテミリオンとその周辺でワインエステート・マネージャーとしてのキャリアをスタートしました。技術を磨いた彼は海外でも経験を積み、ニュージーランドのホークスベイ、オーストラリアのクナワラ、ウルグアイ、そしてアルゼンチンでの様々な出会いは、彼の人生に豊かな人脈と高い技術をもたらしました。アルゼンチンのベンチマークとなったブランドの作成と開発に係ったあと、郷愁の念に駆られた彼はフランスに戻り、トゥールーズで10年間学びMBAを取得、その後はフランス、スペイン、南アメリカ、カリフォルニアなどのトップワイン生産地域でアドバイザーとして働いています。
その豊かな経験はスオウ・ワインに余すことなく注がれ、更なる挑戦に向かって活かされています。

ミッシェル・ロラン(コンサルタント)Michel Rolland
14か国150以上のワイナリーのコンサルタントを務める、言わずと知れた凄腕エノロジスト。フランスをメインにアメリカ、南アフリカ、アルゼンチン、チリ、イインド、イタリア等で活躍しています。 更に、400以上のフランスのワイナリーがサンプル分析またはアドバイスを求めてくる彼の研究室(1998年ポムロールに設立)では10名の専業のエノロジストを擁し、アルゼンチンのメンドーサでも同様のサービスを展開しています。
「常に研修、試行錯誤、ミーティングに追われる、ブドウとワインに全てを捧げた人生」をロラン氏は送っているのです。

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