【トラキア】
ブルガリア有史以前からのブルガリア、ギリシャ、トルコにまたがるエリアの呼び名。 古代ギリシャ時代(紀元前3000年以上前)にこの地域で固有の言語を話す人をトラキア人と呼び、近年トラキアの遺跡発掘が進んでいます。 ブルガリアのワインの歴史は、トラキア文化のワインの歴史そのものです。

【トラキア・ヴァレー】
ブルガリア南部のブドウ栽培エリア。長い乾期、日照、102日以上の快晴日と穏やかな秋の気候に恵まれ、素晴らしい完熟ブドウが得られます。

【ヤンボル州】
ブルガリア南東部、トルコ国境に位置する州。紀元前6000年頃の遺跡を始め、ローマ帝国時代の古城やアラブのモスクなど多彩な文化遺跡が残されています。州内を縦断しトルコへ流れるトゥンジャ川、その谷間(ヴァレー)が南北を貫き、周辺は標高100～150mの丘陵地となっています。州北部のトゥンジャ渓谷は内陸性気候、南部は典型的な地中海性気候です。